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ロセッティ「プロセルピナ」
愛娘が行方不明になったので、デメテルは半狂乱になった。
仕事を放り出して、娘探索の旅に出かける。
実はいつまでも独身であるハデスにペルセポネを花嫁に勧めたのはゼウスだった。
そうとは知らないデメテルはもう大地などどうでも良いと、旅に出る。
大地の女神に見捨てられた大地はもう何も実を結ばなくなる。
地上に冬がやってきた。
ペルセポネの誘拐場面に居合わせたのは太陽神ヘリオスだった。
彼からペルセポネはハデスの花嫁として攫われたことを聞いたデメテルは更に仕事を放棄する。
地上は飢えて渇き、人も動物も死に絶えそうだった。
見るに見かねたゼウスが妥協案を出す。
それは、ペルセポネが冥界で何も食べていなければ、地上に戻れるというもの。
一方、冥界ではペルセポネがハデスにもてなされていた。
金銀宝石を積み、優雅な踊り子や歌い手がペルセポネに用意されていた。
ペルセポネは長いことハデスに屈しなかった。
口もきかず、食も摂らなかった。
しかし、空腹が彼女を襲う。
ペルセポネはとうとう冥界のざくろを4粒食べてしまった。
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