フィンセント・ファン・ゴッホ

ゴッホ IN バーチャル・ニッポン

 ある日、ゴッホは国を出た。
 失恋したり、喧嘩したり、何かと落ち着かないゴッホが、国を出た。
 おらぁ、東京さ行くだ。
 と言ったかどうかは、知らないが、日本に行く旅費があれば恐らく
来ただろう。
 ゴッホ、日本とそっくりな風景の南仏アルルの地を踏んだ。

     


 左から『アルルのはね橋』、『海岸の舟』、『黄色い家』。
 全て、ゴッホがアルルで描いた風景。
 言われてみれば日本の風景に似ているかも知れない。
『黄色い家』はゴッホの家。
 偶然か必然か、ゴッホの大好きな黄色の壁。
 そうだ、ここにあいつを呼ぼう。
あいつはやってきた。
あいつ、ゴーギャン。
後に巨匠と呼ばれるはずのゴッホとゴーギャンはこの頃はまだ売れない画家同士で仲が良かった。
アルルの明るい太陽の元、ゴッホの筆は冴え渡る。

 

続く

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